東大寺大仏殿に使われている瓦の枚数は!
突然ですが、東大寺大仏殿に行ったことありますか?
東大寺大仏殿ってあんなに大きかったんですね、ボクは小学校の修学旅行以来約30年ぶりに行ってきたんですが、「オォー デッカーーー! こんなにでかかったっけーーー!」と声に出すぐらい大きいですね。小学生の頃のボクは大仏殿の中におられる大仏様の大きさにだけ興味があって、建物の大きさは気にしてなかったようです。
約15mもある大仏様が入る建物だから大きくて当然で、大仏殿は高さ49.1m 幅57.5m 奥行き50.5mの大きさがあり「世界最大級の木造建築」なんです。しかも現在の大仏殿は江戸時代の1691年に完成した三代目の大仏殿で、天平時代の758年の大仏殿は幅が85.8mあって今よりも28.3m横幅が大きかったそうです。
写真じゃ伝わりにくいけど、建物にこんなに圧倒されることある!っていうぐらい大きいです。正面の階段付近の人が小さい点にしか見えないよ!
東大寺大仏殿の東にある二月堂から撮った写真でも左上に写っている三角の大仏殿の屋根だけが異様に大きのがわかります。
東大寺大仏殿の瓦の枚数は!
とにかく大仏殿は大きいんで、使われている瓦の枚数が半端ないんです。その数なんと109400枚!
はい、109400枚が多いのか、すごいのかどうかよくわからないですよね、姫路城天守閣の瓦の枚数が75450枚なんで姫路城よりも瓦の枚数多いんです。
まだなんかよくわからないですよね、普通の家で使われる瓦の枚数が大体1000枚以下ぐらいなんで大仏殿は約100倍以上の瓦の枚数になるんです。
しかし枚数は100倍でも重さはなんと約550倍!
なぜかというと、東大寺大仏殿の瓦は普通の瓦よりも大きいんです。大体3〜4倍ぐらい大きいんです!
東大寺大仏殿の瓦の総重量は3282000kg!
サンビャクニジュウハチマンニセンキロ!
わかりにくー!
3280トンです。普通車が大体1.2トンなんで、普通車約2733台分の重さです。
ちなみに明治から大正時代の1879年から1915年に瓦の重さに屋根が耐えられなくなったことで瓦の枚数を減らす軽量化が行われ、さらに1973年から1980年に軽量化した瓦に変えてこの重さなんで、昔の東大寺大仏殿の瓦はもっと重かったんです。
以上、あまりの数字の大きさが余計にわかりにくくした東大寺大仏殿の大きさと瓦の話でした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
Kawara王子でした。