スレート屋根材の撤去をして思ったことは、やっぱり瓦がいいんじゃない
スレート屋根材の撤去をして思ったことは、やっぱり瓦がいいんじゃない
こんにちは、Kawara王子です。
今日は気温が高かったけど、湿度が低くて爽やかな風が吹いていて気持ちのいい屋根の上日和でした。毎日こんな天気なら嬉しいんですけどね。
そんな今日は、うちの会社のホームページから問い合わせをいただいたお客さまのお宅の屋根葺き替え工事を着工しました。
スレート屋根材の痛みが気になっておられ、修理をするか思い切って葺き替えてしまうか悩まれていたのですが、お客さまのお宅の屋根の勾配が急勾配で修理をするにしても仮設足場を設置しなければならず、いずれ屋根の葺き替えをしなければならないのならと、屋根葺き替え工事を依頼していただきました。
屋根の勾配が急なので屋根の上にも足場を設置して工事します。
前々から思っていて何度かブログでも話題にしたことがあるんですが、やっぱり今日スレート屋根材の撤去をして思ったことは、スレート屋根材はいずれ屋根の葺き替えをすることを前提にしておかないといけないってことです。
以前に書いたスレート屋根材のブログ記事
今回のお客さまのお宅は築約25年で屋根材を一度再塗装されていました。それでもことろどころ屋根材にヒビ、割れがあり、足を乗せただけで割れてしまう屋根材も多数ありました。再塗装をされているのにです。再塗装をしていなければもっと痛んでいたでしょう。しかし以前のブログにも書いたようにスレート屋根材は再塗装をすると雨漏りの危険性が増します。
スレート屋根材は築10年から15年で再塗装をし、築20年から30年で屋根の葺き替えをすることを前提にしておかないとダメなんです。
けど、家を建てる時にそんな説明されましたか?
説明されてませんよね!
そりゃそうですよ、今から家を建てることを楽しみにしているお客さまに「この屋根材は10年から15年後に再塗装をして、20年から30年後に葺き替えてくださいね」なんて絶対に言わないですよね。
家を新築して20年後に住まなくなるんなら別にいいんですよ。けど普通はそんなことないですよね。家を新築で建てたら40年、50年住みますよね。
本当に家のことを考えるんなら、やっぱり瓦がいいんじゃない!
今日の現場で感じたことはそんな事でした。