恐い顔をした鬼や面白い顔をした鬼など鬼面鬼瓦を探してみて!
こんにちは、Kawara王子です。
あと二、三記事奈良で観てきた瓦のことでブログを書くつもりなんでよければお付合い下さいね。
鬼瓦を気にして観たことありますか?
鬼瓦は本来魔除け、厄除けを目的として屋根に使われる瓦で、鬼の顔をした鬼瓦や家紋入り、文字の書かれたもの、すごくシンプルなものなどなど、かなりの種類の鬼瓦があるんです。
この写真ように鬼の顔をした鬼瓦を鬼面鬼瓦と言うのですが、普通の家の屋根の上に使われている鬼瓦は鬼瓦っていうけど簡略されて鬼の顔してないのが多くなかなかちゃんと鬼の顔をした鬼面鬼瓦を使っている家は少なくて観る機会がないかもしれないんですが、お寺さんの屋根にはかなりの確率で使われてるんで探してみて下さいね。
この鬼面鬼瓦はみんな鬼の顔をしてるのですが、古い鬼面鬼瓦は時代や作った鬼師(鬼瓦を作る職人さん)によって一つ一つ表情が違っているで見比べてみるのも楽しいですよ。
唐招提寺に使われていた鬼面鬼瓦。ちょっとユニークで楽しそうな顔をした鬼です。
ちょっと画像が粗くてわかりにくいですが、興福寺にあった鬼面鬼瓦はかなり鬼っぽい恐い顔をした鬼です。
唐招提寺から薬師寺へ向かう道沿いにあった塀に使われていた鬼面鬼瓦は角がなくて、目が真ん丸の鬼。
5月3日書いたブログに載せた唐招提寺の鼓楼に使われていた鬼面鬼瓦はかなり古い鬼瓦なんでしょう、鬼っぽくなくて角も牙もありません。
最後は超特大の鬼面鬼瓦、
東大寺大仏殿の中に保存されていた鬼面鬼瓦で、顔の大きあだけで1m以上あって3つの部分に分かれていました。説明文が見当たらなかったんですがおそらく江戸時代に作られた鬼面鬼瓦じゃないかな。
このように鬼面鬼瓦はイケメンな鬼、ブサイクな鬼、ユニークな鬼、大きな鬼などいろんな鬼の顔があって自分のお気に入りの鬼面鬼瓦を探してみるのも楽しいですよ。
あっそうや、昨日のブログに書いた淡路島瓦ツアーに鬼師さんの工房の見学も入れてみようかな。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。