元興寺の屋根にある日本で最初の最古の瓦!
日本で最初の最古の瓦は貴重なものとして博物館に展示されてる。のではなく屋根の上で今も瓦としてあり続けています!
こんにちは、Kawara王子です。
ゴールデンウィーク奈良紀行ブログも最後の記事になりました。1泊2日の奈良旅行で8記事もブログを書くとは思ってもみませんでした。それだけ楽しかったってこと!
最後に今回の奈良旅行で一番行きたかった、どうしても行きたかった、ボクがこの世で一番観たかった日本最古の瓦を観に元興寺に行ってきました。
元興寺は588年に蘇我馬子が飛鳥に建立した法興寺(飛鳥寺)が718年に平城へ移されたの元興寺と呼ばれるようになるのですが、その移設の際に建立時の瓦も一緒に運ばれて現在も一部が元興寺の本堂と禅室の屋根に使われています。
日本に瓦が伝来したとされるのが588年に百済から来た瓦博士が伝えたとされているのですが、その瓦博士が伝え日本で最初に作られた瓦が元興寺の瓦なんです。つまり日本で最初に作られた瓦が現存する日本最古の瓦!
しかもその日本で最初の最古の瓦が博物館のガラスケースの中で撮影禁止で展示されるでもなく、屋根の上で瓦としてあり続けている、1400年以上も!
国宝元興寺極楽坊の屋根で幾千もの時を超えて様々な色を魅せてくれる日本最初で最古の瓦。
国宝元興寺禅室の屋根は日本最古の瓦(右)と古い瓦(左)とが隣り合わせで瓦の形の違いを見ることができる。
古い瓦(左)はいわゆる本葺きと言われる葺き方で、右の日本最古の瓦は同じ本葺きでも行基葺きと行って丸い瓦が重なる葺き方でなかなか見ることのない古い葺き方です。
せっかく来たんだから日本で最初の最古の瓦をもっと近くで観たいって思ってたら元興寺境内に資料室みたいな建物(すみません名称見てなかった)があり、日本で最初の最古の瓦が展示されていました。撮影禁止だったので写真撮れませんが目の前でしっかりと見ることができるので興味のある方にはこちらもオススメです。
以上奈良瓦紀行(名前変わってるよ)は今日の記事で終了です。6月に京都に行って平等院鳳凰堂に行く予定なんでまた瓦紀行ブログ書きます!